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大 坪  美 弥 子(おおつぼ みやこ)

   ㈶日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士(登録番号:第8052号)
   公認心理師(登録番号:第2273号)

 1998年(平成10年)から2020年(令和2年)まで、精神科クリニックで常勤心理士として勤務しながら、スクールカウンセラー、教育相談所、発達障害者支援センター、精神保健福祉センター、生活支援センターなど、さまざまな相談支援の現場に携わってきた経験があります。クリニック退職後「カウンセリングルームHANABUSA」を開設、2021年7月に「特定非営利活動法人Coaction(コアクション)」として法人化しました。横浜市中区関内で相談室兼事務所を開設し、専門的なカウンセリングに加え、計画相談コアクションを併設する法人の代表を務めています。

  

カウンセリングにおける姿勢

 私が基本にしているのは、「変化は常に起きており、すでにその“きざし”はある」という視点です。
 人は「変わる力」を持っているというよりも、変化への気づき(Awareness)が生まれたとき、自然と歩みが変わっていく——私はそう捉えています。

 カウンセリングでは、「できていないこと」ではなく、「どんな工夫をしてきたか」「どんな価値観やつながりを大切にしてきたか」「何が今の支えになっているか」など、すでにその方の中にあるリソース(=もともと備わっている力や支えになるもの)に光をあてながら、これからの一歩を共に考えていく対話を心がけています。

 私の臨床の背景には、来談者中心療法、家族療法、解決志向ブリーフセラピー、ナラティブ・セラピー、認知行動療法、マインドフルネス、セルフコンパッションなどの学びがあります。特定の技法に当てはめるのではなく、その方やご家族に合う対話を大切にしています。

 

 マインドフルネス、そしてセルフコンパッションの姿勢は、私自身の臨床を支える大きな柱となっています。自分自身が自分自身に、まずやさしく誠実に向き合うことは、変化への土壌になる——そう実感しています。

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カウンセリングを初めて受けてみるか迷われている方へ

 

   「何を話せばいいのか、何から話をしていいか、わからない」
   「うまく言葉にできるか不安」
   「話したことを否定されるのではと怖い」

   「話す内容から、人としての自分をマイナス評価されるのでは」

 そんな思いを抱えながらも、迷いの中で初めて一歩を踏み出し、来談される方がたくさんいらっしゃいます。だからこそ私は、「思い切って、来てよかった」と感じていただける安心して言葉を交わせるコミュニケーションを何より心がけています。

    
 無理に話したくないことをうかがうことはありません。その方が「話してみようかな」と感じるタイミングやペースを尊重しながら、ゆっくり進めていきます。

 どのような状況にあっても、その方の中には、次の一歩につながる種や手がかりが必ずあると私は信じています。その種にそっと寄り添い、ともに歩いていける——“静かな伴走者(コンパニオン)”のような存在でありたいと願っています。

​ 最後に

 私が心に留めている言葉に、「天上天下唯我独尊」と「自利利他円満」があります。

 「天上天下唯我独尊」は、この世界にたった一人の、かけがえのない存在として、自分を大切にしていいということ。「自利利他円満」は、自分を大切にすることと、誰かにやさしくすることは、深くつながっているという教えです。

 このふたつの言葉を胸に、日々、出会う方々との対話に向き合っています。

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